高草山の麓、東益津の地は野の幸、山の幸、海の幸に恵まれた「美し里」です。 この地に昭和52年、産声を上げた社会福祉法人東益津福祉会は当時から、地域の方々の心温まるご支援とご理解をいただいてまいりました。
母体となった、たかくさ保育園は「地域に拓かれた保育園」としての役割を果たしていきたいとの思いのもとに保育を展開してきました。地域の皆様のお力をいただいたことにより、地域の福祉のニーズにいち早く、対応することができました。そしてそれは児童育成たかくさクラブの開設、特別養護老人ホーム高麓の開所につながっていきます。
法人設立以降、社会福祉法の改正、介護保険法・子ども子育て支援法の制定、社会福祉法人改革、等々、時代とともに社会福祉法人を取り巻く環境は変遷を遂げてまいりましたが、その中で一貫してきたことが、利用される皆様の最善の利益を守りたいという気持ちを保育、介護を提供する職員たちの中で堅持してきたということです。
そしてこの思いはこのたび法人の理念として言語化されました。それが「奉仕と博愛」です。これからも地域に根差した社会福祉法人としての役割を果たしていく所存です。
理事長